「阪神淡路大震災に学ぶ神戸製鋼の地震防災対策」
概要：
- 被災の状況
- 阪神淡路大震災の概要
神戸から加古川に至る広域に被害が及ぶ - 各事業所の被害状況
- 本社地区←厚生施設を含め被害甚大
- 神戸製鋼所←岸壁を中心に構内全域に被害が及び生産停止
- 加古川製鉄所←特に岸壁の被害甚大
- 従業員の安否確認と被害状況
被災地域居住者約１２，０００人の内、社員３名、家族２９名死亡
- 阪神淡路大震災の概要
- 復旧に向けて
- 神戸製鋼所の復旧
高炉の再火入れ稼動を３ヶ月足らずで達成 - 加古川製鉄所の復旧
生産を続行しながらの復旧
- 神戸製鋼所の復旧
- 復旧から復興へ
- 復興推進本部の発足
- 神戸発電所の建設
- 神戸東部副都心への参画
- ウイングスタジアムへの参画
- 震災を省みて、全社対応
- 全社地震防災基本計画、対策指針、耐震診断マニュアル等の見直し
- ｢従業員の安全｣「顧客への供給責任」｢地域の安全と環境保全｣を基本に
- "震度�困任盖’修鯊擦覆Ε瀬瓠璽犬鮗�けない"という耐震目標を設定し、全社的に耐震診断を実施
- ハード対策
- 工場建屋、事務所、主要設備、厚生施設等の耐震性の向上
- ハード・ソフト対策
- 通信連絡資機材の整備
- 非常食・飲料、移動手段の整備
- 防災資機材、非常用電源・用水の整備
- コンピュータ、生産面のバックアップ
- ソフト対策
- 地震防災マニュアル類の見直し整備
- 事業所間の相互応援体制の整備(防災資機材等の相互応援)
- １月１７日を｢全社地震防災の日｣に設定し全社的に地震防災活動を展開
- 全社地震防災基本計画、対策指針、耐震診断マニュアル等の見直し
- 地域への対応
- 救援物資の差入れ、炊き出し応援(避難所支援)
- 避難所の提供(事務所、ショーウインドゥ、ガレージ、倉庫など)
- 神鋼病院を救急病院として開放(診療時間の延長、洗髪サービスなど)
- 医師、看護婦をボランティアとして派遣し、医療活動
- 工場跡地の提供(市、港湾局、自衛隊、電力、ガス、ゼネコンなど)
- 建設機械を県、市に寄贈(パワーショベル、クレーン等)
- 自警団活動 （ラグビー、野球部員等による地域の警備活動）
- 「神戸わんぱくまつり」など元気付けの催しを支援
- 終わりに