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「危機管理研究会 神戸安全ネット会議」は、多発する災害や事件・事故対策を含めた危機管理能力の向上を図るため、平成13年4月に、事業者・研究機関・行政が参加して発足しました。以来、各会員の危機管理の取り組みに関しての相互情報交換の実施や講演会の開催などを行うほか、災害時等における会員間の連携体制づくりにも取り組んできました。また、平成15年度には「帰宅困難者支援実験」、平成16年度には「産学官ネットワーキングセミナー」といったイベントも実施してきたところです。 当安全ネット会議では、平成17年度に「災害時に徒歩帰宅するための地図のひな型づくり」に取り組みました。会員間でワークショップやアンケートを実施したほか、それらの内容を参考に作成した"ひな型" の内容等を検証するために、平成18年1月25日には「地震だ。地図を使って我が家に帰ろう!」〜災害時帰宅困難対策 企業の業務継続のための検証イベント〜を開催しました。 これら一連の取り組みの中でいただいた、様々なご意見を参考に、「災害時に徒歩帰宅するための地図の作成方法」を作成しますので、帰宅困難対策にご活用ください。 |
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1. | 趣旨 | |
地震の発生により、公共交通機関がストップし、復旧の見込みが立たなければ、多数の帰宅困難者が発生し、徒歩で帰宅を試みる人々も各事業者の従業員を含め、多数発生することが予想されます。 自宅への帰宅となりますから、あくまで最終的には自己責任に帰することになりますので、自宅までの帰宅経路を示した地図を準備しておくなどして、各自が普段から帰宅ルートを確認しておく必要があります。 しかし、他方では、自社の従業員の帰宅である以上、社としてそれについて一定の責務を負うことを否定できません。また、従業員を円滑に帰宅させることは、災害時において「業務継続」していくために必要な要素です。 そこで、平成13年4月24日に発足し、現在、産・学・官89会員が集う「神戸安全ネット会議」では、平成17年度の取り組みのうち、危機管理に関する研究の一環として、「災害時に徒歩帰宅するための地図のひな型の作成」に取り組みました。 |
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2. | 内容 | |
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@検討会(ワークショップ)の開催(第1部 H17.09.30実施、第2部 H17.10.18実施) 地図にどのような情報を掲載するべきかについて、各会員事業者の希望者にご参加いただいて検討会を開催しました。 ワークショップ概要(PDF 23kb) |
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Aアンケートの実施(H17.11実施) 検討会の結果に基づき、全会員事業者にアンケートを行いました。 アンケート調査結果(PDF 17kb) |
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B「地震だ。地図を使って我が家に帰ろう!」〜災害時帰宅困難対策 企業の業務継続のための検証イベント〜の実施(H18.01.25実施) ワークショップやアンケートを参考に作成した"災害時に徒歩帰宅するための地図のひな型"を使って、設定したルート【東遊園地(中央区)〜コープこうべ生活文化センター(東灘区)】を参加者に、実際に歩いていただいたうえで、地図の内容等について検証を行いました。 参加者にご回答いただいたアンケート調査結果(PDF 50kb) |
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C災害時に徒歩帰宅するための地図の作成方法 ・災害時に徒歩帰宅するための地図の作成方法(PDF 2,684kb) 以下はファイルは修正可能です。自由に修正して使用してください。 ・ 災害時に徒歩帰宅するための地図の作成方法(ワードファイル 402kb) ※参考資料(P7〜)は含まれていません。 ・ 携行品チェックリスト(ワードファイル 24kb) ・ 心がまえ(ワードファイル 22kb) ・ 緊急時の情報収集手段等(ワードファイル 24kb) ※上記でご紹介している「安全・安心情報のメールサービス(ひょうご防災ネット) 」 の登録方法はこちらです(神戸市ホームページにリンク)。 ・ 災害時に徒歩帰宅するための地図に記載される情報とその意義(ワードファイル 69kb) ・ 災害時に徒歩帰宅するための地図を作成するために有用なサイト一覧 (エクセルファイル 25kb) 【お願い】 今後の参考にするために、 災害時に徒歩帰宅するための地図の作成方法についてのご意見 あるいは ご自分なりに修正されたファイル をinfo@kobe-anzen.netまで送付いただければ幸いです。 |
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